【一般無料】お母さんの役割の変化(健康基礎講座)


・お母さんが〇〇して、家庭の食事が激変した。


・食べるものは足りているのに栄養失調!?

・時代の変化に合わせながら、健康を守る。

「お母さんは家族にとって太陽のような存在」と言われるように、家族の元氣の元はお母さんが担っているご家庭が多いのではないでしょうか。

お母さんは家族のために食事を作り、家族の健康を預かっています。
また、心の拠り所として家族に頼られる存在でもあります。

もしお母さんが作る食事や選ぶ食材に問題があれば、家族の健康問題に直結します。

戦後の高度経済成長に伴って、お母さんの役割は大きく変わっていきました。

高度経済成長と共に「女性が家事に縛られるような生活は悪い因習で、
もっと社会に進出するべきだ」という風潮が強くなり、働きに出る女性が増えていきました。

大量生産の時代に突入して家電製品が家庭に入り始めると、生活はとても便利になりました。

同じ頃に加工食品が家庭内にどんどん入り始め、食卓が大きく変わります。

それまで、家庭の台所を預かっていたお母さんが台所を留守にするようになり、
それと入れ替わるようにスーパーのお惣菜やインスタント食品等が登場しました。

家族のライフスタイルも大きく様変わりしました。
お父さんは仕事で忙しく帰宅時間が遅くなり、子どもは学校が終わると塾に通うようになり、
家族で一緒に夕食を食べることが少なくなりました。

自然と加工食品が増え、体と心が少しずつ蝕まれていきます。
「氣づかないうちに少しずつ・・・」が怖いところです。

心に及ぼす影響も大きく、「おふくろの味」が無くなれば親子の繋がりも薄くなってしまいます。

例えば、大人になっても味噌汁を飲むとお母さんを思い出すというような深く刻まれた記憶は、親子が離れていても愛情で繋がっています。

そのような概念が日本人の大部分から無くなってしまうと、手作りの良さが忘れられて
次から次へ新しくなるコンビニ商品に飛びつき、正しい食の継承が途絶えてしまうのは国にとっても大きな損失です。

昭和30年代から40年代にかけて日本人の食生活は急激に変わっていきました。

欧米の食事に変わったことで食事に季節感が無くなり、お惣菜やインスタント食品によって家庭の味が崩壊、安全でない食品が食卓に上がるようになりました。

そうして栄養失調状態になっているのです。

昔の栄養失調は食糧そのものが不足したことが理由でしたが、現代の栄養失調の原因は他にあります。

石炭のストーブを例とすると、昔の栄養失調は燃料が足りていない状態なのに対して
今の栄養失調は入れている燃料に問題があるのです。

①燃料の入れすぎ(食べ過ぎ)

ストーブは燃料をたくさん入れれば燃えるわけではありません。

食事についても同じことで、ほとんどの日本人は食べ過ぎています。
一方で生活は便利になり、移動は車や電車となったため運動量は少なくなったので完全燃焼できていません。
今や日本人男性の3割、女性は2割が肥満です。
肥満はあらゆる病気の元なので、病気が重症化する前に食事を改善させましょう。

②燃料の間違い(食べ間違い)

しかし、インスタント食品、ジャンクフードなど加工食品が中心の人もいる。
体も心も正常ではなくなってしまいます。

石炭ストーブに例えるなら、石油を燃料として入れているようなものです。

玄米菜食は腸内環境を良好にして、血液や細胞をきれいにします。
代謝が上がり、栄養を吸収して体内の老廃物を排泄する機能が高くなります。
免疫力も上がるので、風邪を引きにくい体質に変わりますよ。

③酸素が不足(微量栄養素の不足)

ストーブに石炭を入れても、酸素が足りなければ完全燃焼できません。

食事もただ食べ物が体に入れば良いわけではなく、酵素の働きによって消化・吸収が行われます。
その酵素の働きを助けているのがビタミン・ミネラルといった微量栄養素です。

精製された白砂糖、小麦粉、白米を食べると、それを消化・吸収しようと体内の酵素を大量に消費するため
ビタミン・ミネラルも失われていきます。

④循環出来ていない(便秘)

肉や乳製品、精製された食べ物を食べるようになった一方で、食物繊維は不足しているので
腸内で腐敗して便秘を引き起こします。

石炭ストーブに例えると、煙突が詰まって煙が出ていない状態です。

⑤不純物が混ざっている。

食品添加物、農薬などの化学物質が身の周りに溢れ、毎日体内に入ってきます。

体はそれに対応できず、不純物が体内に入っても上手く排出されず体内にとどまる事もあるので
じわじわと体はダメージを受け続けます。

食が欧米化して、食品添加物や農薬など化学物質が混ざった加工食品が溢れている今は
上記の①~⑤の弊害を受けて、食べた物を不完全燃焼を起こしています。

時代の変化に対応しながら、守るべきところはしっかり押さえることが大切です。

例えば、炊飯器で玄米を炊く、野菜の鮮度を保つために冷蔵庫に保管するなど
便利な物の力を借りながら自身の健康を守るというように使い分けが大切です。

大量生産・大量消費される世の中になって、家事のようなお金に換算できない仕事に
社会的価値が認められてこなかった事実もあります。

お母さん達は子どもが幼いうちから託児所に預けて、食事を作る時間を惜しんで働きに出るようになりました。
母親が作る家庭の味が無くなっていくと、家族の健康問題は避けられなくなります。

食品添加物の味に慣れてしまうと野菜の美味しさが分からなくなり、自分で料理するが面倒に思えて
ジャンクフードを食べてしまいます。このような物は食べると血糖値が急上昇するので
体がだるくなって動きたくなくなり、どんどん止められなくなってしまうのです。

食品添加物の入ったお菓子や加工食品、精製食品は出来るだけ食べないよう工夫が必要です。
例えば、白米は外食の時くらいにとどめて、家では玄米を食べましょう。

素材の味を美味しいと感じると、自分で料理をするのが楽しくなります。
食品添加物や農薬の摂取量が減ると、体が軽い、スッキリするなど良い変化が表れますので、実践してみてください。

山本 和佳