体の入り口と出口(健康基礎講座)


・食べたものが入ってから出るまで。

・外敵と戦いながら体を守る。

食べることは日常の中の楽しみであり、体にとっては大切な栄養補給のチャンスでもあります。

私達が食べ物を最も意識するのは、口の中で美味しさを感じたり、香りを楽しむ時ではないでしょうか。

特に日本は四季を通して食べ物が豊富にあり、発酵調味料を作る技術にも優れているため
料理のバリエーションが多く、味わい深いものもたくさんあります。

五感で美味しさを楽んで飲み込んだ後は、食べた物のことはほとんど意識せず
日常生活を過ごしていると思います。

しかし体にとっては、ここからが本番です。
食道を通った食べ物が栄養として吸収されるために、体の中で力を結集します。
そして、老廃物を排泄するまで1本の管でつながっています。
常に外部の食べ物にさらされていて、肌と同じように体の外部なので、

主に消化は胃で行われますが、実はすでに食べ物を歯で噛んでいる時から消化は始まっています。

噛むことは脳の活性、顎の発達、リラックス、過食の防止、消化をスムーズに行うなど
様々な効果があります。

唾液に含まれる消化酵素アミラーゼによって、でんぷんが分解されます。
こうしてある程度細かくされた食べ物は、食道を通って胃に移動します。

まず、胃では食べ物を一時的に貯蔵すると共に消化を進めます。
袋状になっているため、貯めている間に固形状に残っている食べ物を蠕動運動で細かくしたり
胃液と合わさって、おかゆのような状態になるまで混ぜられて、小腸へ送り出します。

胃液はpH1~2の強酸性で、食べ物を溶かすだけではなく、外敵から守るため殺菌作用もあります。
また、熱いものや冷たいものを食べたり飲んだりした場合、そのまま腸へ行かないよう
胃の中で温度調節をするのも大切な役割です。

胃粘膜は胃の内側を守る粘液を分泌する他、胃酸や消化酵素を分泌します。
胃酸が強酸性なのにただれたりしないのは、胃粘液によって守られているためです。
また、胃粘膜は再生能力が高いので、胃酸が強くなって胃粘膜が荒れても
粘膜の血流が正常な場合は、早く回復します。

健康な状態の胃はこのバランスが良く保たれていますが、過度なストレスや喫煙によって
胃炎や胃潰瘍などのトラブルが起こるため、日頃の習慣によって消化能力に差がついてきます。

胃はŞ字状の形をしていて、消化した食べ物が一度に小腸へ流れていかないように
出口で調節しています。

胃でドロドロになるまで消化された食べ物は、次に小腸へ移動します。
小腸は全長約6~7mで、細かいひだになった内側には絨毛と呼ばれる突起で敷き詰められ、
その表面積はテニスコート2面分もあります。

小腸ではさらに消化が進められ、栄養素が取り込まれて全身へ運ばれていきます。
善玉菌が優位な環境のもとで、消化吸収が正常に行われますが、悪玉菌が優位な状態だと
有害物質が発生して、全身の細胞を汚してしまいます。

悪玉菌を増やす食べ物は、インスタント食品、農薬や添加物、乳製品、揚げ物など。
肉食は最も悪玉菌を増やし、腸内環境どころか地球環境、
人間という種族の存続にも悪影響を及ぼします。

善玉菌を増やす食べ物は、味噌や納豆、梅干しなどの発酵食品、主食の玄米、
まさに玄米菜食は、美味しい上に体も喜ぶ食事だと言えます。

腸では免疫機能の70%を担っているので、腸内環境を整えることは
体全体の健康を守る要になってきます。

では、どのようにして腸内環境を確認することが出来るのでしょうか?

それは、毎日排泄される便を見れば分かります。

黄褐色で硬すぎず柔らかすぎず、匂いも無くバナナのような形が理想です。
逆に色が黒っぽかったり、硬すぎる又は柔らかすぎる、悪臭がする場合は
腸内細菌が悪玉菌に偏っているため、食事の改善をしてください。

直接見ることは無くても、毎日体の中では消化吸収したり、体を守るために外敵と戦ったり、
栄養になるかどうかの判断をして、老廃物は回収されて排泄するなど、
驚くほど複雑に正確に働いています。

食べるものや生活習慣を誤ると、一生懸命働いている臓器に迷惑をかけてしまいます。
しかも、それが長期間に及ぶと病気を患います。

食は命を繋いでいきます。
体の活動のために栄養として吸収されるものを食べて、まずは胃腸へ正確にバトンを渡しましょう。

山本 和佳


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