【一般無料】疲れがとれる食事(健康基礎講座)


・発酵食品がもっと好きになる!美味しさの秘密とは?

・疲労回復と錯覚する甘い罠

・腸の疲れは、そのまま〇の疲れとなって表れる!

腸は一番初めに出来た臓器で、今も体の免疫を司るなど重要な働きを担っています。

多くの生物はいくつも臓器を持っていますが、
イソギンチャクのように、今でも腸しか臓器を持たない腔腸動物も存在しています。

腸から胃、肺、肝臓などほかの臓器が出来ていったと言われています。

現在も免疫機能の約7割を腸が担っていて、全身に届ける栄養を吸収したり、ホルモンを作り出したり
健康な体と精神を作り出す要となる存在です。

逆に言えば、腸の機能が衰えると心身に違和感や不調が表れます。

例えば腸が疲れると、それは脳の疲れに繋がるのですが、
脳の疲れは体の疲労と同じ症状が表れるので、自覚していない人もいます。

日中はデスクワークのように体をあまり動かさない生活をしているけど
体がだるい人は、たいてい脳が疲れています。

日本の伝統的な発酵食品である梅干しは、疲労回復効果に優れています。
梅干しに含まれるクエン酸が、全身の様々な活動に使われるエネルギーを作り出すクエン酸回路を活性させて、
エネルギーの産生量を上げます。

脳は特にエネルギーを多く消費するので、クエン酸を摂ると頭もスッキリします。
クエン酸はオレンジやグレープフルーツなどの柑橘類にも含まれるので、
これらを食べて頭や体が活発に動いたと体感された事もあるかと思います。

注意したい点として、甘いものを食べると疲れが取れると錯覚する人がいますが、実は体には疲れがため込んでしまうのです。
甘いものを食べ続けてしまう状態こそ、実は疲労が重なっている証拠です。

もし本当に疲れが取れたのなら、もう甘いものを食べようとは思わず、適度なところでブレーキを踏めるはずです。
しかし、それが出来ないのは、血糖値の変動に理由があります。

精製された糖を摂ると、血糖値が急上昇します。
すると、今度はその血糖値を抑えようとインスリンを大量に分泌するので、今度は一転して低血糖に陥ります。

脳にとって低血糖は異常事態と判断され、イライラを増大させて糖を求めます。
疲れた時やイライラした時に甘いものを口をするとスッキリした感覚になるのは、脳の欲求不満が落ち着くためです。

しかし、これでは終わりません。急上昇した血糖値を抑えるためにインスリンが大量に放出されるので
また低血糖に戻り、イライラしてくるのです。

甘いものを日常的に食べている人の脳内では、これが繰り返されて活性酸素が大量に発生しています。
すると、脳内にタンパク質のごみが溜まり、神経細胞のネットワークが壊されてしまう上に、
脳細胞の変質や萎縮が起こり、アルツハイマー病のリスクを抱えることにもなるのです。

精製したお米や砂糖が入ったお菓子を食べる人ほど、アルツハイマー病になるリスクも高いのです。

また、青少年の犯罪は、甘いものへの依存による低血糖が主な原因です。
異常な食生活が許されるような家庭環境を作った親の責任は大変重い。

また、良質な油は細胞膜の材料となり、体の動きをスムーズにして、脳の働きを活発化させます。
細胞を元気にしてくれますので、疲れにくい体づくりに欠かせません。

良質な脂質が含まれる身近な食べ物と言えば、やはり玄米ではないでしょうか。

白米を食べていると揚げ物が食べたくなったり、おかずをたくさん欲しがりますが
これは脂質を含めた栄養が不足しているために起きています。

玄米を主食にすると、味付けが控えめなおかずと一緒に食べても、物足りなさを感じるどころか
それぞれの美味しさの相乗効果を生み出すことに驚かれることでしょう。

日本は地域によっても発酵食品の味わいは多岐にわたります。
味噌だけでも地方によって特色があり、合わせて食べても美味しくなり、毎日食べても飽きない。

洋食を好む人から見れば、和食は質素で味気ないと感じることもあるのかもしれません。
しかし、和食は栄養バランスに優れ、旬の素材を食べる事で季節に適した体を作り、
野菜や豆類、魚介類が塩、しょうゆ、みそと上手く調和して味も栄養も一層良くなります。

本来の食事とは過剰に欲しがることはなく、適正な量で満足するように出来ています。
健康よりも経済が優先されて、たくさんの食品が消費されれば、メーカーは喜ぶかもしれません。

しかし、人工調味料の鋭い味は、満足できずに執拗に食べ続けてしまうのです。
その状態では、人間は幸せを感じられません。

和食は味わい深く、心に記憶が残るから現代にまで継承されてきたのではないでしょうか。
そういう食事こそ、後世に伝えるべきだと思うのです。

山本 和佳


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