【一般無料】自分で治す力(健康基礎講座)


・ストレスと病

・体に良いものもバランス次第で・・・

・自然治癒力を妨げるもの、上げるもの

風邪を引くと発熱する、出血が止まる、けがが治るときにかさぶたが出来る。

これらは人間の自然治癒力のなせる技。
体内のあらゆる場所で日夜働き続けるおかげで
常に再生を繰り返している体のしくみは、生命の象徴とも言えます。

生命は、体内に住んでいる微生物の力によって生かされています。

悪玉菌と言われる菌も、悪者ではなく生命にとって必要な存在です。

例えば、ヘリコバクターピロリ菌は、胃潰瘍の原因菌として知られているので
煙たがられていますが、食道が胃酸にさらされる事から守ってくれています。

ところで、「病は気から」という言葉があるように
気持ちの持ちようが体調に影響を与えている事は体感されたことがあるかと思います。

疲れが溜まっていたところで体調を崩したり、重要な仕事から解放された途端風邪を引いたなど
身をもって経験されている方もいらっしゃることでしょう。

また、逆に「必ず治る」という思いによって体を治すこともあります。
効果の高い薬だと伝えられて、小麦粉を飲んで効果を発揮したという実験結果もあります。
もちろん、全員がそうなる訳ではありませんが、気持ちが体調を動かすのは紛れもない事実です。

栄養のある食事も、本当に効果があるのか半信半疑で食べるのと、
健康に大きく貢献していると信頼を寄せて食べるのとでは効果に差が出てきます。

また、笑う事が免疫力の強化につながることも知られています。
がん患者が笑う事でがんを遠ざけた話もあるほどです。

笑うと血中のコルチゾール濃度が下がり、体も心も安定させます。

コルチゾールはタンパク質や脂肪の分解を調節したり、抗炎症作用がありますが
ストレスを感じると血中の濃度が上がることが分かっています。

コルチゾール濃度が高い状態が長期間続くと、脳内の海馬の神経細胞に異常が出て
記憶力や集中力が低下します。

ストレスを最大に感じているときは、なんと平常時の20倍にも増加します。

ストレスが溜まると、体内では神経伝達物質のバランスの異常、記憶力の低下、
ホルモンバランスの異常が発生します。

ストレスは自律神経のバランスを不安定にさせ、それが体の不調、病気を引き起こす原因となります。

自然治癒力が低下した状態は、体内で何らかの停滞が招いています。
栄養が行き届かない、血液の巡りが悪い、腸内細菌のバランスの悪化、
老廃物の溜めこみ、運動不足やストレスなど。

ウォーキングについては、以前も少し触れましたが
基礎体力を鍛えたり、前に進むという行為が気持ちまで前向きにする効果もあります。

また、玄米や発酵食品のように腸内環境を整えて、血液や細胞をきれいにする食べ物を
積極的に食べることも大切です。

誰しも生きている間は可能な限り健康で、日常生活も自分の手足を使って行いたいと思うものです。
自然治癒力を高めることで、病気のリスクを減らす生活に繋がっていきます。

山本 和佳