【一般無料】立つ鳥地球を濁さず(どうぶつの声)


・日本人は320㎏、アメリカ人は100㎏
・ゴミをあさる国宝
・クジラのおなかから出てきたもの
・人生の跡に何を残しますか

インドの神様「ガネーシャ」。
中央アジアにおいて象は神聖などうぶつとされています。
スリランカでは象は「国宝」と言われていますが、その国の宝であるはずの象が今非常に悲しい立場に追い込まれています。
その原因は人間が出す「ゴミ」です。
数年前より、スリランカの中部で、野ざらしのごみ捨て場に野生の象がゴミをあさりに来て、腐った食べ物や、一緒にプラスチックのかけらを飲み込んでしまうなどが問題となっており、専門家が警鐘を鳴らしてきました。
ゴミの無差別投棄は衛生上もモラル上も問題であり、スリランカ政府は昨年2017年、野生どうぶつの保護地域近くでのゴミの屋外投棄を法律で禁じました。
しかしながら、相変わらずゴミの不法投棄は収まらず、今、数百頭の野生の象がゴミをあさって食べ、その多くは死に至る病氣にかかっています。

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現在スリランカには約7500頭の野生の象が生息しています。

スリランカ東部ハバラナでは、20頭の野生のゾウの群れが完全に人間の生ゴミを頼るようになってしまい、(不法投棄の)トラックがやって来て生ゴミを捨てていくのをまるで飼い犬のように待っている状態です。

「この象たちは、もはやジャングルで餌を探し回ることはない。国の宝が腐ったゴミを口に入れるのを見るのはとても残念だ」と、現地の記者は述べています。

氣高く神の化身ともいわれる象。
群れのお婆さん象は地球の叡智と呼ばれるほどに賢く知恵があり、水の在処、敵のテリトリー、雨期の到来など自然の動きを鋭い感覚でキャッチし、群れをまとめてきました。
そんな賢い生きものが、人間の捨てた生ゴミをあさるまで追い詰められるなんて本当に悲しいです。
本来であればジャングルで青々と茂った草木やたわわに実った新鮮な果物を食べているはずの野生どうぶつはいまや完全に人間によって毒されていると言えます。

そしてその毒はタイの沿岸部でも。

5月28日、マレーシアの国境近くにあるタイ南部ソンクラーの運河で、1頭のクジラが衰弱した状態で海に漂っているのを地元住民が発見しました。
クジラはオスの小柄なゴンドウクジラで、連絡を受けて救助に駆けつけた政府派遣の獣医チームや地元のクジラ保護団体メンバーらが投薬を行ったりと懸命の治療を試みたものの、クジラは6月1日に5つのプラスチック袋を吐き出し、その日の午後に死んでしまいました。

この出来事をFacebookのクジラ保護団体「ThaiWhales」に投稿したタイ沿岸海洋資源局スタッフによると、クジラは体内にあるゴミ袋を吐き出そうと、とても苦しみ激しくもがいていたことが明らかになっています。

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その後の検死により、クジラの胃の中からなんと80枚ものビニール袋が発見されました。
スーパーの袋やお菓子の袋、ペットボトルなど…これらは重さにしておよそ8キロもありました。
クジラはイカやタコや小魚を主食としていますが、海に漂うプラスチック袋をイカと勘違いして食べてしまったと思われています。
しかしそのゴミ袋が原因でクジラは弱り、餌を獲ることができなくなってしまったのです。

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(クジラの胃に入っていた袋)

タイはプラスチック袋の消費量が特に多い国とされ、海洋資源局は以前から袋の再利用やプラスチック袋の使用そのもの減らすように訴えていました。
しかしながらタイの海辺では毎年、ゴンドウクジラ、ウミガメ、イルカなど少なくとも300頭の海洋生物がプラスチックを飲み込んだ事が原因で死んでいると言います。
今回のクジラの死を受けて、海洋資源当局は6月8日の世界海洋デーにちなんで、改めてプラスチックの使用を減らすように呼びかけています。

しかし今回の様な人災よる被害は海だけにとどまらず、世界中で多くの野生どうぶつを苦しめています。

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上の写真、いったい何だか分かりますか?
実はこのプラスチック類は、自然保護区ミッドウェーで、アホウドリや海鳥がエサと間違えて誤咽したものです。
これらはヒナや親鳥が吐き戻したものや、死んでしまったヒナの胃の中に溜まっていたものです。
ミッドウェー環礁は、日本を含む東アジア沿岸諸国から流出する大量のプラスチックゴミが滞留する海域に位置するため、野生どうぶつへの深刻な被害が続いています。
この様に海に捨てられたゴミの影響で、世界中で毎年約1,000,000羽の海鳥と約100,000頭の哺乳類やウミガメ
が命を落としています。
スーパーのレジ袋や透明のポリ袋は、海に捨てられると、海面近くを漂って遠くまで流されていってしまいます。
これを、ウミガメが間違えて食べてしまう例が近年多く発見されています。
海面近くをゆらゆら漂うレジ袋は、下から見上げると、クラゲそっくりに見えるため、ウミガメが食糧と間違えてしまうのだそうです。

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これらのプラスチック袋は、紫外線に当たり続けると分解されて、細かい破片になっていきます。
これを小魚や海鳥が食べてしまい、胃の中に袋の破片が溜まって死んでしまうこともあります。

アメリカの海岸では、親鳥がプラスチックの破片をヒナに与えている姿が、時折観察されるそうです。
一度ヒナの体の中に入ってしまったプラスチックは、吐き出さない限り体内に残って、ヒナを苦しめ続けます。

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私達がゴミを出し続ける限り、このような犠牲は生まれ続けます。
環境省発表データによると、日本人一人あたりが1年間に排出するゴミの量は320kg。
2位がフランスで一人あたり180kg。
3位がドイツの140kg、4位がアメリカで100kg。
日本は一人1㎏のゴミを毎日出しており、年間で一家庭から1~2トンのゴミが出ている計算です。
スーパーマーケットでもらうレジ袋が、もしも海に捨てられた場合、完全に分解されるまで100年近くを要すると言われています。
もはやこれは地球規模の大問題です。
今や海も陸も、地球全体が人間のゴミによって埋め尽くされようとしています。
私達の大量生産・大量消費が続く限り、これらの犠牲は生み出されます。
使い捨ての生活を続ける限り、私達の意識を変えない限り、この問題は解決しません。

私達に出来ることは極力プラスチック製品を買わない事。
自然に返らないものを極力消費しない事。
ゴミを減らす努力をし続ける事。
ゴミが落ちていたら拾ってゴミ箱に捨てる事。

どうぶつ達は決して地球を汚しません。

自然の循環の一部として、ただ命を全うするために真剣に生きています。
無駄食いをせず、無駄な殺生をせず、必要以上に欲しがらず、贅沢はしません。
地球に対する謙虚さが彼らの美しさです。
人間より遥かに尊い生き方をしている彼らに対して私達がしている事は一体何なのでしょう。

日本人一人が一生に出すゴミの量は25.6トン。
肉食で一人が一生に殺すどうぶつの数は700頭。

人間が歩いた後はどれだけの草木が踏みつけられ、無数のゴミが落とされ、いったいいくつの死体が積み重ねられているのかを、考えてみてください。

人生をいう道を振り返った時、そこには死体やゴミではなく、しっかりと歩んできた足跡が残るような生き方をしたい。

「立つ鳥跡を濁さず」

あなたの人生の跡にこれから何を残しますか?

小田奈々


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