【一般無料】子どもの虐待が無い社会へ(健康基礎講座)


・増え続ける虐待と被害を受ける子ども。
・ある事件をきっかけに大人が立ち上がった。
・市民の手による虐待を無くす社会を目指す運動。

近年、自然災害や人為的な要因によって犠牲になるニュースが増えています。

子どもが犠牲になる事件も増え、その加害者が身近な家族というケースも少なくありません。

厚生労働省の発表によると、全国の児童相談所での児童虐待に関する相談対応件数は
統計を取り始めてから年々増加しており、平成28年は122,578件にも上り、
自動虐待防止法施行前の平成11年度に比べて10倍以上も増えています。

虐待による死亡事例は年間50件を超え、1週間に1人の割合で子どもが虐待で命を落としています。

児童虐待は、身体的虐待、ネグレクト、性的虐待、心理的虐待に大きく区別されていて、
その中でも身体的虐待が35.3%で最も多く、次いで心理的虐待が33.6%となっています。

虐待は家の中や車の中など密室で起きるため、周囲が見つけることができず、
気づいたときには手遅れとなってしまうこともあります。

皆さんは「オレンジリボン運動」をご存知ですか?

「オレンジリボン運動」とは子どもの虐待が無い社会を目指す市民運動で、
ある痛ましい事件がきっかけとなり始まりました。

2004年に栃木県小山市で3歳と4歳の兄弟が、父親の友人に暴行を受け、
息も絶え絶えの状態で、橋の上から川に投げ込まれて命を落とすという悲しい事件が起きました。

逮捕・起訴された下山明宏被告(当時39歳)は、日常的に2人に暴行をしていたことが
事件後の捜査や裁判で明らかになりました。

兄弟は父親との父子家庭で、下山被告も2人の子どもを持つ父子家庭と合わせて6人で同居。

事件の2ヶ月前、兄弟が立ち寄ったコンビニの店長が、体のあざに気づいて警察に通報し、
児童相談所に一時保護され、父親との同居を条件に帰したが、
2人はまた下山被告と同居させられ暴行を受けていました。

児童相談所は祖母からの連絡を受け、暴行の事実を知りながら有効な措置を取らなかった。
警察も十分な捜査をすることはありませんでした。

関係機関が適切に処置を取らなかった為、最悪の結果となってしまいました。

兄弟の遺体が見つかった川岸には、兄弟を思わせる二体のお地蔵さんが置かれ、
供養に訪れる人が後を立ちません。

兄弟の死をきっかけに、子どもの虐待を無くすことを呼びかけるオレンジリボン運動が全国で広がりました。

オレンジは「子ども達の明るい未来を示す」象徴として選ばれました。

虐待の原因として、一般的には以下のような事が挙げられます。

・ 親の原因(育児不安、精神不安、親自身が虐待された経験を持つ)

・ 家族の要因(核家族化、夫婦関係の悪化、経済不安、地域からの孤立)

・ 子どもの要因(育てにくい子ども)

痛ましい虐待の背景には、我が子を愛することができない、どうやって育てていいかわからない、
日常的にイライラすしたり激しく落ち込む状態が続くなど苦しみを訴える大人が増えた現実があります。

人間は元々、子どもを愛するように出来ています。
体中にあざや傷が残るほど叩く事を日常的に繰り返すことは、心身ともに正常とは言えません。

先に挙げた要因が直接虐待につながるのではなく、もっと根本的な所に問題があります。

このような大人が増えてしまった事は、やはり農薬などの化学物質や重金属を体に取り込んでしまったこと、
肉や白米を食べていることも大きく影響している可能性があります。

栄養面ではマンガン不足も深刻な原因の一つと言われています。

マンガンは「愛情の塩」とも言われ、愛情を生み出す作用に関わっています。
女性の場合は母性本能に関連していて、妊娠中の女性に有効に働きます。

マンガンは玄米や緑黄色野菜、豆類に豊富ですので、毎日食べましょう。
白米を玄米に変えた人は皆、目に見えて体調が良くなったと実感しています。

まずは、健康な大人が増えることが第一ですね。
子どもは大人の元で成長するので、親の食事や考え方の影響を非常に大きく受けるからです。

毎日の正しい食事や行いから、明るい未来へ繋げていきましょう。

山本 和佳