【一般無料】ナトリウムとカリウムの連携プレー(健康基礎講座)


・ ナトリウムとカリウムの連携で行われる重要な働きとは?

・ 不足したりバランスを崩すと病気の要因に・・・・

・ これらの栄養を摂るために心がけたい食事

私達が健康を維持するために微量だけど絶対に必要なミネラル。

普段から意識して食事をしている方も多い事と思います。

今回は、ミネラルの中でもナトリウムとカリウムの働きや効果についてご紹介します。

ナトリウムは、非常に浸透圧の高いミネラルで、細胞内外の体液のバランスや、血液のph保持、
神経機能を正常に維持し、筋肉運動を正常に行うどの働きをします。

体内のナトリウムは、約40%は骨、約15%は間質液と呼ばれる体液、
約5%は血液に存在しています。

ナトリウム過多になると、血中のナトリウムが増えることにより、浸透圧が高くなります。
これを薄めようと、細胞から血液へ水分が浸透するので血圧が上がるという訳です。

ナトリウムを多く含む食品は、塩、味噌、醤油など。

和食を心がけることで、毎日ナトリウムをしっかり摂ることができます。

もし体内のナトリウムが不足すると、神経伝達機能の低下、血液循環不良、頭痛、めまい、脱水症状、
日射病、食欲不振、腎臓の機能低下を引き起こします。

カリウムは、そのほとんどが細胞内液に多く含まれ、ナトリウムと協力して
体内の水分バランスをコントロールします。

また、カリウムはナトリウムを体外に出して血圧を下げる役割も果たします。

カリウムを多く含む食品は、干し柿、アボカド、さつまいも、インゲン豆など。
特にきゅうりやゴーヤ、ズッキーニ、スイカなど夏野菜に多く含まれているのが特報です。

その他に魚介類やアーモンドなどの種実類、ひじきやあおさなどの海藻類にも豊富です。

食べ物から摂取したカリウムは小腸で吸収され、血液に乗って細胞内液へ移動します。
そして、細胞外液のナトリウムとバランスを取りながら濃度を調整しています。

むくみ防止にカリウムが効くと言われているのは、
カリウムはナトリウムを排泄して体内の水分量を調節する働きがあるためです。

カリウムが不足すると、脱力感、筋力低下、脳卒中リスクが高くなる、不整脈、心不全、食欲不振、
精神面では無関心、不安感、イライラなどの原因となります。

また、カリウム不足とは細胞内液の減少を意味し、脱水症状となるのです。

たくさん汗をかくと体外に排泄されるため、これからの暑い季節には
カリウム豊富な食材を意識して食べましょう。

細胞にはイオンポンプがあり、細胞内外のナトリウムとカリウムの量を調整しています。

ナトリウムとカリウムがイオンポンプを通る時に電気信号が発生し、この電気信号は
神経を通って脳に指令を出し、運動神経や自律神経を刺激します。

私達が日常生活で運動したり、意識しなくても生命維持ができるのは
イオンポンプが働いているおかげなのです。

ナトリウムとカリウムは、相互に作用しながら効果を発揮します。
どちらが不足してもバランスを崩し、先にも上げたような体の不調につながりますので、
食材バランスに気を配り、日本伝統の発酵食品や調味料を食生活の中心に置いてください。

毎日の健康維持を意識すると、食事が改善され、体調も良くなっていきます。

是非、実践していきましょう。

.山本 和佳