【一般無料】ビタミンとミネラルの働き(健康基礎講座)


・体にとって重要な働きを担う名脇役

・いくら摂ってもバランスが悪ければ意味が無い!

・ビタミンには2つのタイプがある

・ミネラルが担う2つの重要な働き

今回は、人間に必要な基本の栄養素についてご紹介します。

まず、人間にとって必要な5大営養素と言えば、糖質・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルですね。

ビタミンとミネラルは体に必要な量はわずかですが、重要な働きをします。
このビタミンとミネラルのバランスが崩れると、3大営養素と言われる糖質・脂質・タンパク質も働いてくれません。

生きていくために必要不可欠と言われますが、そもそもビタミン・ミネラルとは?
そして、その役割についてご紹介していきます。

まず、ビタミンはラテン語の「VITA」に由来し、「生命」「活力」を意味します。

その名の通り、生理機能の維持のために働いたり、代謝を助けるという
生きるために欠かすことのできない営養素なのです。

3大営養素(脂質・糖質・タンパク質)が体内で分解するために必要ですが、
人間の体内では作られないため食べ物から摂取しなくてはいけません。

水溶性と脂溶性の2つのタイプがありますので、特徴に合わせて効率よく摂取しましょう。

・水溶性ビタミン ・・・・・・ ビタミンB群・ビタミンC
               水に溶けやすく、熱に弱い。尿などから排泄されやすい。

・脂溶性ビタミン ・・・・・・ ビタミンA、D、E、K
               水に溶けずに油に溶けやすく、熱に弱い。体内に蓄積されやすい。

ビタミンは緑黄色野菜や果物、玄米や大豆製品、魚にも多く含まれています。
これらを偏らずにまんべんなく食べることで、ビタミンの役割を発揮することができます。

ミネラルは人間の体に4%含まれる無機元素の総称です。
無機元素とは生体を構成する主要な酸素・炭素・水素・窒素以外の元素を指しています。

人間に必要な必須ミネラルは16種類あり、主要ミネラルと微量ミネラルに分けられます。

主要ミネラル:カルシウム、リン、カリウム、硫黄、塩素、ナトリウム、マグネシウム
微量ミネラル:鉄・亜鉛・銅・マンガン・クロム・ヨウ素・セレン・モリブデン・コバルト

また、ミネラルの重要な働きが2つあります。

1つめは、体の構成成分を作る働き。

例えば、カルシウム・リン・マグネシウムは骨や歯を作り、
鉄は赤血球の中のヘモグロビンの成分になります。

2つめは、生理作用の調節。

例えば、ナトリウム・塩素・マグネシウムは筋肉の収縮や神経伝達に関わり、
代謝の調節には、マグネシウム・亜鉛・ヨウ素が助ける役割を持っています。

【ミネラルを豊富に含む食材】

ナトリウムは塩や醤油に多く含まれています。
マグネシウムは豆類や種実類に、カリウムは野菜や果物、小魚に豊富ですので、
様々な食材をバランス良く摂ることが大切です。

そして主食の玄米は、カリウム・マグネシウム・リンなど多種類のミネラルを含みますので、
毎日の食事には欠かせないですね。 

食事で取り入れた栄養は、生命活動を維持するためのエネルギーに変換されます。
これを代謝と言いますが、代謝がスムーズに行われるかはビタミン・ミネラルにかかっています。

人間の体内で行われる代謝は、意識できる代謝と無意識の代謝に分けられます。

【意識できる代謝】

運動、仕事、家事のように体を動かす活動や思考、コミュニケーションのような知的活動。

【無意識の代謝】

髪、爪、皮膚、ホルモンの合成など体を維持するための代謝。
喜怒哀楽やリラックスのような感情や本能に関わる精神活動。

ビタミン・ミネラルはバランス良く摂って初めて本来の力を発揮します。
骨や歯、筋肉の形や、活性酸素の分解、3大栄養素のエネルギー変換など、
体内で行われるあらゆる代謝に複合的に関わっているため、どれも不足なくまんべんなく摂ることが大切です。

代謝は、身体機能だけでなく心にも影響します。

疲れが溜まっている、倦怠感、集中力の低下、感情のコントロールができないなど不具合が
ある場合は、ビタミン・ミネラル不足の可能性があります。

先にも書きましたが、心身のあらゆる代謝が円滑に行われるように
サポートしているのがビタミンとミネラルなのです。

心身が整ってこそ、毎日を生き生きと過ごすことができます。
毎日の食事に積極的に取り入れて、疲れた体と心を蘇らせて、健康な体を維持してください。

山本 和佳