【一般無料】友喰いをやめよう  第一章・犬(どうぶつの声)


・アメリカで大きな動きが!

・韓国と中国で起こる反肉食の動き

・ベトナムの男の子が流した涙

・そして日本は…?

かねてよりアメリカ議会に働きかけていた「犬肉食の全廃」にむけて、嬉しい動きがありました。

4月18日にAlceeHastings議員によるアメリカの法案1406「米国内での犬肉食一切禁止法」が、第一関門(下院外交委員会)を通過しました。

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次は本会議(恐らく9月)となります。
法案1406とはアメリカ国内に対する犬肉を禁ずる法案です。

2017年4月に台湾で「国内の犬猫肉産業・犬肉食などの一切を法的に禁止」令が出ましたが、それとまったく同じものです。 

意外と知られていませんが、アメリカ合衆国では、50州のうち44州が犬猫を食用目的で屠殺することが合法です。

表向き犬猫の食用目的の屠殺を禁じているハワイ州であっても、法律はいわゆるザル法であり、現在も犬肉の工業生産が行われています。
動物保護団体LCAの潜入調査によれば、カリフォルニア州とウィスコンシン州で、盗まれた飼い犬が食用に屠殺されている事実が明らかになっています。

<アメリカの犬肉食事情>

*カリフォルニア・ニューヨーク
人間食用のための犬猫の販売、屠殺、所有の禁止←明確で強力な包括的な法令
*ニュージャージー・ジョージア
犬肉猫肉販売の禁止
*バージニア
家畜以外のいかなる動物の不必要な殺害の禁止
*ベンシルバニア
去年秋、法案は通過されず
*ハワイ
ペット犬猫を食用に殺害は違法。しかし食用に育てられた犬猫が人道に叶った方法で屠殺し食べるのは違法ではない。

犬肉と言えばアジア、中国・韓国・ベトナムのイメージが強いですが、アメリカも実は犬食大国なのです。
ただ、ペットとしての国民の認識が他国より高いというだけで、ハンバーガーやピザに犬肉が使われていないという保証はどこにもありません。

しかしアメリカの犬肉食の歴史は保護活動家たちの成果もあって昨年から大きな変化を見せています。
昨年11月15日にはアメリカの法案401「世界中の犬猫肉産業国に廃止を求める法」が、第一関門(下院外交委員会)を通過しています。

法案401とは犬猫肉産業のある他国に対しての法案であり「犬猫肉産業を廃止せよ」のアメリカ市民のあくまで意思や態度であり、今現在は正式な法律ではありません。
しかし、この401はやがて他国を圧倒する力を発揮するものになると私はみています。

何が起こるか具体的にはまだ確定されていませんが、これは近い未来、アメリカvs世界の犬猫肉産業間の具体的な話し合いとなることでしょう。
そうなればあの犬肉大国の中国も韓国も、変わる可能性があります。
可決のためには、法案1406同様、9月の本会議で通過することがとても重要です。

良くも悪くも世界の経済はアメリカが中心に(表向き)回っていますので、
この二つの法案が本会議で通れば、今年は世界の犬肉産業の歴史の大きな転換期となるでしょう。

この様に世界が大きく動くとき、始まりは必ずたった一人の勇氣と行動からです。
世界の犬肉を撲滅させるべく精力的に活動し続けている日系アメリカ人のマーク・チンさん。

彼は第一線での犬のレスキュー、政治的交渉、更には子どもへの教育と多方面に能力を発揮する貴重で珍しいタイプの保護活動家です。

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過去の記事でも何度か彼を取り上げていますが、今回の二つのアメリカの法案にも彼は大きく関わっています。

この法案が議会に出たと知ったと同時に、マークさんはオンライン署名を立ち上げ、100,000人を目指す署名集めに動き出しました。
更にワシントンへ出向き、委員長へ直接署名を手渡すとともに、犬肉産業の記録動画を見てもらい、その残酷さを知ってもらいたいと、面談をしたのです。

実際、犬肉産業の実態がこのように暴露されるきっかけとなったのは、数年前のマークさんの「アジア犬肉産業現場」への潜入リポートからです。

ベトナム、ラオス、中国、韓国を巡る犬肉産業調査と撲滅への旅。
友人のカメラマンを連れて、時には隠しカメラを使って、たった一人での挑戦。

2016年、手始めに入ったベトナムでは、自ら犬肉業者を装い現場へ潜入をし、その凄惨で残酷すぎる現場を目の当たりにし、
その当時誰も知らなかった犬肉産業の現状をカメラに収め、SNSで世界へと発信しました。

当時、多くの人がその残酷さにショックを受け、たちまち動画やレポートは世界中へと広がりました。
犬は生きたまま熱湯で茹でられ、皮を剥がされてもなお逃げようと、息絶え絶えにもがきます。
生きたまま釘で張り付けにされたり、ロープで首つりのままバーナーで火あぶり。
アジアでは犬は苦しめて殺したほうが肉が旨くなると言われ、このように生きたままの屠殺が当たり前の様に行われています。

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これはベトナム潜入当時の写真です。

マークさんに保護されたこの黒い犬は足が切断されていました。
多くの屠殺では犬が逃げないようにまず足を切断するのです。

マークさんはこのアジアの潜入リポートで実際1000頭以上の犬を助け出したり、業者と政治的交渉をして、廃業へと持っていったり、様々な活動をされていました。
ただ廃業させるだけではなく、もう二度と犬肉産業に戻らないようにするために、キノコ栽培の仕事を提供したり、代わりにベジタリアンのそば屋の開店へ向けた手助けをしたりしていました。

屠殺場閉鎖の瞬間は村人たちもみんなが手伝い、屠殺に使用されてきたハンマーとなたで建物を壊し、檻を引き倒します。

ベトナムの屠殺場の建物が崩れ落ちたとき、1人の少年が涙を流しながらマークさんに抱きついて、こう言いました。

「誰かに犬たちを助けてほしいとずっと思っていた。もしかしたら、神様が泣いている僕を見てくれていたのかもしれない。僕の願いが、あなたをここへ導いたのかもしれない」

子ども達はすべて分かっていたのですね。

この様に一つの屠殺場の閉鎖により、年間にして15000頭を超える犬の命が救われることになります。

肉食をする人はその一生を生きているだけで、700以上ものどうぶつを殺していると言われますが、
マークさんの様にその人が生きていることでより多くのどうぶつ達が救われ続けるなんて、本当に素敵な事です。

マークさんは今年にはいって韓国の犬肉工場を周り、レスキューと閉鎖の交渉にも動いています。
既に一か所の工場を廃業に持ち込み、業者には新たに野菜を作る商売を提供したと伝えられています。
業者は「私達の仕事は死に向かっていた。もう二度と戻らない」と言いました。

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そして今月の9日。
マークさんはいよいよ中国・湖南省で子どもたちへの教育プログラムを開校しました。
中国の子ども達に
「憎むのではなく愛すること」
「どうぶつを食べるのではなく、思いやること」
を教えるプログラム。
マークさんが本当にしたい事は、子ども達への真の教育。
この学校に訪れる子どもたちは、マークさんがレスキューした犬と触れ合ったり、命と思い遣りについて楽しく明るく学んでいます。
マークさんはもちろんベジタリアン。
中国の子ども達に本当の食育を広げたい、と肉食全般の廃止を目指して精力的に動き出しています。

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この様なアメリカとアジアでの急速な動きに対して、
逆行するかのように我が国日本の犬肉輸入量は10年前に比べ8.5倍に増えています。
一体どこに流れているのか…これは表むきは明かされていません。
これらは主に中国と韓国から輸入されています。
韓国では年間300万匹の犬が屠殺されていますがこの大半を日本が輸入しています。

批判は海の向こうではなく、自らの内に向けるべきです。
自称愛犬家の多い日本ですが、この矛盾にどう立ち向かうのかは私達の大きな課題です。

今日あなたが食べた肉はもともとは誰の体だったのか。
考えて欲しいのです、そして教えて欲しいのです。
この肉はいったい何の肉なのか。

牛?豚?馬?犬?猫?羊?カンガルー?ラクダ?キリン?猿?ゴリラ?人間?

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犬だからダメなのではありません。
牛だからいいのではありません。

全ての哺乳類は同類であり友であるから食べてはいけないのです。
そう、シンプルに考えれば肉食は出来ません。
友を殺し、血を啜り、肉を食らう事なんて本来出来ないからです。

何か一つの突破口で、その先の多くの問題に氣付くことがあります。
日本人にとっての犬肉とはその突破口になるのではないか。
「どうぶつ=食べ物」の図式を壊すことが出来るのではないか。

そう願っていつも犬肉の記事を書いています。
まずは自らの食卓から肉を無くしましょう。

すべてはそこから始まります。

小田奈々


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