【アーカイブ配信】肉食は命への最大の裏切り(どうぶつの声)


・犬を殺さないで
・生きたままの調理
・私達がどうぶつに差し出すもの
・ベジタリアン溢れる地球へ

私の周りには今ベジタリアンがどんどん増えていっています。
肉食を語る時、必ず賛否両論立ちますが、それだけ私にとっては挑み甲斐のある大きな問題です。

肉食の過ちを説いていくとき、そこには必ず健康問題や癌、病氣、血液の汚染などあります。これらの理論はとても大切です。

科学的、物理的根拠に基づく理論がないと、納得しない人が多いのも事実です。感情論だけでは論破できない壁もあるかと思います。

でも私はあえて、肉食の本質は理論ではなく感情で、頭ではなく心で捉えて欲しいといつも願うのです。
どうぶつ達は「動く物」ではありません。
だから私は動物という漢字は二度と使わない、言霊の怖さを理解しているからです。

皆さんはどうぶつと触れ合った事はありますか?
一切触ったことも無いという人は恐らくいないのではないでしょうか。

野良犬や野良猫、ペットショップの犬猫、どうぶつ園、水族館、近所の飼い犬、牧場・・・。彼らに触れた時の事を思い出してみてください。
嬉しい、楽しい、可愛い、ドキドキする。
きっとそういった感情を持ったのではないでしょうか。
でも今はどうでしょう。
どうぶつ達はまるで人間の奴隷のように扱われ、殴られ蹴られ、監禁され、殺され、最後は喰われています。

今、日本は中国人や韓国人の旅行客だらけ。
それらをターゲットに「犬肉」を扱うお店が日本でどんどん増えています。
こうして聞くと驚く人がいますが、実は犬の肉は日本において日常的に出回っています。

アジアでは犬食が日常で、野良犬も飼い犬も皆捕まり、又、肉にするために犬を繁殖させている工場もあります。
それは犬達を太らす為だけが目的の工場で、様々な大型犬が檻に閉じ込められています。

アジアの犬達の屠殺は悲惨です。
犬はまず口を紐で結ばれます。
殺すとき鳴き声を上げないように口を縛るのです。
これでもう彼らの叫びはどこにも届きません。
そして声を奪ったところで、麻袋に詰め込みます。

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この状態でトラックの荷台にボンボン投げ込まれるのです。
屠殺場は血の臭いが充満しています。
そして口を縛られた犬達の苦悶のうめき声だけが辺りに響きます。
目の前で殴られフックで吊るされ、生きたままナイフで切り刻まれていく仲間を見ながら、どのような思いで最後の時を迎えるのでしょうか。
でもまだ人間を信じたい、カメラの中の彼らの瞳は、殺される瞬間までそう訴え縋っています。

http://youtu.be/PFAqbWOORPo

私は牛も豚も羊も馬も鳥も、肉食には100%反対です。
でも犬の屠殺はこの中でも最も残酷極まりない方法で行われます。
犬達は「人間を信用している」からこそ、それは余計に残酷なのです。
彼らは小さな檻にぎゅうぎゅうに詰め込まれ、物扱いで殺されるまで放置です。

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昔、「詰め放題○○円」なんてお菓子がスーパーでも売っていましたがまさにその状態で犬は取引されています。
脱水と飢え、仲間の糞尿に塗れ、身体を重ね合わせたまま何日も。この状態で苦痛に耐えきれず衰弱し、死ぬ子も出てきます。

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もう異常なんですよ。
肉を食べるという行為が。
この中にゴールデンレトリバーやバーニーズマウンテンドッグ、いわゆる純血種も沢山います。
中国で近年ペットブームが起こり、大型犬が流行っています。
一旦は飼われていた犬も平氣で屠殺に回す、それが当たり前に行われているのです。

無理やり生まされ、最初はペットとして使われ、要らなくなったら肉にされる。
まるで地獄を見ているようです。
実際韓国には「地獄道」と言われる犬の闇ルートがあり、全国から犬を盗んだり、保健所から横流ししたりで、屠殺場へ回される犬達が後を絶ちません。

日本の愛犬家の皆様いかがですか。
これを読んで止めてほしいと思う方、文化だから仕方ないと思う方、様々だと思います。

でも、この子達を作り出しているのは実は誰でもない私たち日本人なのですよ。
この子達は殺され、その肉の半分以上は輸出用として冷凍に回されます。
その冷凍犬肉を最も輸入しているのが「日本」です。この子達の死体はどこに出回っているのでしょう。

ミンチにされて加工されたり、焼かれてタレを付けご飯の上に乗せられたら、もう何の肉かわかりませんよね。
日本人は知らないうち犬肉を大量に食べている事を知ってください。
彼らの亡骸は加工食品やハンバーグ、ハンバーガー、牛丼となって日本の市場に大量に流されているのです。

愛犬家が多いと言いながら年間17万匹の犬猫をガス殺している国。
愛犬家が多いと言いながら犬肉を最も輸入し平氣で食べる国。
そろそろ氣付いてもいいのではないでしょうか。

◆どうぶつ可愛いと言いながら平氣で毛皮の服を着ている人。

◆犬が好きと言いながら平氣でペットショップで犬を購入する人。

◆どうぶつが好きだからとどうぶつ園や水族館に足を運ぶ人。

もういい加減氣付くべきではないでしょうか。
今回の犬肉の問題は海の向こうの話ではありません。この異常事態はアジア全体の責任であり、私たち日本人の責任でもあるのです。

来週6月21日の夏至。
中国王林で「犬肉祭」が遂に開催されてしまいます。この日だけで1万匹もの犬が中国王林に集められ虐殺されます。
でもこれは何も祭りだけに限りません。
祭りを阻止することも大事ですが、根本から犬を食べる事をなくさなければ、この悲劇はなくならないのです。

犬だけではありません。
感情持つ生きもの全てにおいてその命を奪う権利は人間にはありません。
だから「自分から遠いものから食べなさい」とはその通りなのです。
海藻、草木、木の実、昆虫、魚…鳥、どうぶつ、人間とありますが、自分の中でどこで線引きをするかです。

間違いなく許されないのは同じ哺乳類を食べると言う事、いわゆる「共食い」です。
共食いをしている限り、人間同士の殺し合いも争いも無くなりません。
だってそれは最後食べるか食べないか、だけの違いでしていることは同じだからです。

想像してください。肉食が無くなった世の中を。
全ての鎖と檻はこの世から無くなるでしょう。

どうぶつ達の解放、そこには笑顔が溢れ、イソップ童話の様に人間とどうぶつの素晴らしい友情の物語が始まります。

私達がどうぶつに向けるのはナイフではなく、手です。
救いの手。

命を乞うて信頼の眼を向けてくるどうぶつ達にナイフを突き立てる、それが肉食です。
肉食は生命に対する最大の裏切りであり、人は早くそれに氣付くべきです。

肉を止めると素敵な事ばかりです。
どうぶつ達は救われ、水や穀物は飢餓の子どもへと与えられるでしょう。
砂漠化した土地に緑が蘇り、CO2の問題は直ちに解決されます。
人々は健康になり、肌は透明感を取り戻し、肥満は解消され、何よりも人相が良くなります。

目の前に子犬や子牛や子羊がいます。
あなたは「美味しそうだ」「食べたい」「殺したい」と思いますか?
きっと多くの人が「可愛い」「愛おしい」と思うのではないでしょうか。

それが私達の本能です。
そしてそれが全ての答えなのです。

小田 奈々