台湾に続け!アジアは必ず変わる(どうぶつの声)


・どうぶつ愛護先進国が加速
・インドと台湾の共通点
・食と自然観は繋がっている

とても嬉しいニュースです!
この12日、台湾で「犬と猫の食肉を禁止する」改正案が議会で可決されました。

(以下Yahoo!ニュース抜粋)

台湾で12日、犬や猫を食用とすることを禁止する改正案が議会で可決された。
違反者には最高25万台湾ドル(約90万円)の罰金が科される。
台湾の議会は、犬や猫の肉の消費、購入、所持を禁止する法案を可決した。
また動物を殺したり虐待したりした場合には、最長2年の禁錮刑、罰金200万台湾ドル(約720万円)が科される。
改正案を提出したワン・ユーミン(Wang Yu-min)議員は、「台湾が動物愛護の先進社会であることを示した」と述べた。
他の一部アジア諸国と同様に、台湾でも数十年前までは犬肉が日常的に食べられていた。
今では非常に珍しくなったが、近年でも犬肉を販売する店が存在する。
台湾では動物虐待のケースが相次いで報じられたことで市民から激しい怒りの声が上がり、規制強化を求める声が強まっていた。

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このニュースが入ってきた時、本当に嬉しかったです。
先週、記事でアジアの犬肉食の話をしたところだったので尚更感極まりました。

と、同時に、台湾に出来て日本に出来ないはずがない!と改めて自国民の動物愛護意識を考えさせられました。

「肉食はありとあらゆるすべての‘差別‘‘虐待‘‘争い‘を生み出す元凶である」
なので、肉食がある限り、どうぶつ虐待も、人間間の争いも無くなりません。
しかし、これらの問題は、「ゼロか100か」の話ではなく、まずは一歩でもいいから前に進むことが大切です。
今、日本では東京オリンピックに向けて東京都の犬猫の殺処分をゼロにする為、様々な著名人が活動していますが、
以前、この記事でも書きましたが、既に台湾では2017年2月に、「犬猫の殺処分全面禁止」を国が法案で可決しています。
2017年2月6日、台湾政府は公共施設で行われてきた犬猫の殺処分を、同日を持って終了、全面的廃止を決定したのです。

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台湾の農業委員会の主任は「殺処分を無くすと同時に、これ以上犬を増やさないように源(ペット産業)からの管理が必要」と語り、
飼い主の責任の明確化や、道徳心を学ぶ学校教育、犬の避妊援助の措置など多方面からの働きかけを強化しています。

その成果もあり、台湾国内のペットショップの約半数が犬の販売を廃止し、代わりにグッズやフード商品を増やし、
トリミングやホテルなど充実したサービスの提供で顧客満足を得る方向に転換していっています。

この様に国が変わり、どうぶつ達の状況が大きく変わる背景にはやはり「国民の意識」が大きく関わっています。

昨年の殺処分廃止に続く、今回の犬猫肉食の廃止。この流れを作ったのは、他でもない、たった一本の映画でした。
2013年上映の「十二夜」。
この作品はRaye監督、九把刀監督プロデュースした、台湾の動物収容所を描いた作品です。

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タイトル通り、収容期限である12日間をドキュメンタリーで描いています。
ある台湾の収容所で、収容数が450匹にもなった2013年の夏。
音楽もセリフもほとんどなく、カメラテクニックなど無い、ただそこにある現実を淡々と映し出す映像。
食事は一つのバケツに一日一杯のみ。
氣の弱い子、病氣などの子はご飯が食べれずに終わる事も多々あります。
所内は金やウイルスが蔓延し、元氣だった子も病氣になってしまう劣悪な環境。
そして12日後に待ち構える安楽死。
台湾では一匹一匹獣医の注射による安楽死を行っていました。
鎮静剤を打ち、薬が効いてきたころにバルビツレイトなど筋弛緩剤を打って殺す方法です。
処分の順番が近づくと、犬達は落ち着きがなくなり、鳴き出す子もいます。
元の飼い主を思い出すのか、小さい頃の短い記憶の中にいる母犬を思い出すのか…。
「クーンクーン」と悲しそうに鳴きながら、必死で柵をよじ登り外へ逃げようとする犬も。
「生きたい」
そんな声が聞こえてくる様な切ない現実。
じっと時を待つ犬達の瞳。

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この作品は台湾で大きな話題となり、およそ23万人が劇場に足を運びました。
台湾全人口が2300万人なので、およそ100人に1人が劇場で鑑賞した事になります。

それまで決して一般公開されることの無かった収容所の現実がスクリーンに映し出されたことによって、台湾の国民は黙っていませんでした。
「この現実を作ったのは国ではない、ペットショップではない、自分たち国民が作ってしまったものなのだ」
そして、一人が声を上げ、周りが賛同し、ペットショップの不買運動や、ネットのオンライン署名を集め、動くことを「止めなかった」結果、
国を動かす事が出来たのです。

この映画は台湾におけるどうぶつ観を大きく変えたきっかけとなりました。

Raye監督は言います。
「この世の残酷な事を変えていきたいと思うなら、まずは勇氣を出してそれを直視する事」
「この映画が人々の心を動かし、そしてその人たちが世界をもっと素晴らしい場所にしようと立ち上がってくれるように」

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たった一人の行動から始まる事。
永伊監督の数ある金言の一つに「たった一人の本氣」という言葉があります。
大勢を変えるより、一人の本氣が世の中を変える。
「誰かが」ではなく「自分が」氣付く事、動く事の大切さ。

近年のナガイプロの勉強会では「食」の重要性について今まで以上にとても深く、そして真剣に訴えています。
それは私達の精神も肉体も「食べたもので作られているから」。

だからこそ、この汚染されすぎた食の世界を、日本人を、どうにか元に戻すべく、
監督は毎回命がけの勉強会をされています。

肉食と殺処分に対する廃止・規制を実現したアジアの国は今回の台湾とそして、インドです。
インドは台湾より早くに犬猫の殺処分の廃止を国が定め、更には牛の屠殺を禁止する法律も可決しています。
この二国に共通している事は「食」です。
アジアでベジタリアンが多い国TOP1と2はこの二国です。
インドはヒンドゥーの教えがあり、台湾は仏教の教えが根付いています。
どちらも自然観や生命観を尊重しており、故に肉を食べない思想の持ち主が多いのです。

この様に食が優しいと人も国も大きく変わります。
全ては食から。

この6月に隣の中国、韓国で犬肉祭りが行われる中、台湾では犬猫肉食の全面廃止。

日本人はアジアの犬肉を非難し、さも自分は加害者ではないかのような振舞いをしますが、
果たして日本人が食べている肉の何割が犬肉なのでしょう。

アジアの犬も、日本の犬も、どこに生きていても犬は犬。
自分の犬だけ幸せならそれでいいとは私は思えません。

今回の台湾の決定を受けて、焦るくらいの氣持ちで日本も動かなければいけないと強く感じました。
現実を知ったからには行動あるのみです。

「たった一人の本氣」に自分がなる、自分の行動から日本のどうぶつ達の現状が変えられるのです。

小田奈々


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