【一般無料】断捨離その4〜水族館とイルカショー(どうぶつの声)


・イルカショーを観て笑う日本の子ども達
・シャチを解放したアメリカの子ども達
・海の精霊は人間を試している

日本が世界中から非難されている事の中のひとつに和歌山太地町のイルカ漁があります。
これは主に世界中への水族館への売買が目的で、あとは食肉利用の為だと言われています。
又、多額の助成金も国から下りる為、太地町はイルカ漁で生計を立てていると言っても過言ではありません。

イルカ漁は毎年9月から3月まで行われますが、その間に捕獲されるイルカは毎年1000頭以上にも及びます。
そのやり方は「追い込み漁」といい、非常に残酷で無慈悲だとして、漁解禁日の9月1日には世界中から愛護団体が太地町に集まり、抗議の声を上げています。
イルカの追い込み漁は、船で沖へ出て、イルカを入り江に追い込んで行き、入り江に集まったイルカを一氣にモリで刺し殺したり、もしくは生け捕りにするものです。

漁師は一頭のイルカに目を付けて徹底的に追い回し、入り江へと連れて行きます。
その先には網が張っていて、そこに一頭が引っかかると、他のイルカが一斉に入り江へと助けに入ってくるのです。

そしてみんな捕まってしまう…その後は目の前で、子どもが親が兄弟が、次々と血し吹きを上げながら殺されていきます。
網から逃げ切ったイルカも、仲間が捕らえられているとわかったら、自ら網の中に戻ってくるほど、慈悲深いのです。

イルカは海の精霊と言われており、実は人間より知能指数が高いと言われています。
仲間意識や愛情がとても深く、海の中では言葉ではなくテレパシーで会話をします。
溺れる人間を助けた事例も世界中で多くあり、どんな生きものともすぐに仲良くなれる素晴らしく社交性の高い生きものでもあります。

そのイルカの優しさと賢さを利用したのが追い込み漁です。

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この事実は、アカデミー賞受賞映画「ザ・コーヴ」(2009年)の公開で明らかになり、以来、この漁は世界中から非難され続けていますが、
日本では一部組織の圧力によって、この映画が公開される事は殆どありませんでした。

よってイルカ漁の事実を知っている日本人は殆どいないでしょう。

イルカ漁に関わる人間はこの残虐行為を正当化しますが、同じ日本人として私は断固イルカ漁には反対します。
イルカ漁が無くなれば仕事がなくなる、と間抜けな事を言う人がいますが、仕事なんて探せばいくらでもありますし、それは今の状況に甘んじてあぐらをかいているだけです。

殺戮と摂取を繰り返す事は仕事ではありません。
それは暴力です。
イルカショーや水族館で働く人々も、知らずのうちにこの漁を支えています。
私の後輩で、イルカが大好きで水族館の調教師として就職した女性がいました。

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彼女はイルカに触れ合える事が何より楽しいと言っていましたが、ある時、太地町から捕獲されたまだ幼いイルカが水族館に入荷された時の事。
そのイルカは水槽に放たれてもしばらく泳がなかったそうです。

ただ呆然とし、自分の置かれた環境を理解出来ていないようだったと。

数日前まで、大海原で仲間と泳いでいた幸せな時間を一瞬で奪われ、ガラスで囲われた狭い水槽に連れて来られて、どれだけ不安だった事でしょう。
翌日から、ショーの為の特訓が始まり、芸が出来たらご褒美に餌を与えるので、イルカ達は空腹を満たす為、生きる為に必死で芸を覚えます。
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どの生きものも、勿論人間も、生命線である食を握られたら、その相手には屈伏せざる負えないのです。
数ヶ月後、その幼いイルカは中国の水族館へ売られる事になりました。

イルカの空輸は、体がやっと入るくらいのプラスチックケースにイルカを入れ、そこに体半分が浸かる程度の水を入れ、蓋を閉めて、箱詰め状態で飛行機に乗せます。
調教師の女性は関西空港まで見送りに行き、蓋を閉めるまでずっと、イルカの身体を水で濡らしてあげていました。
イルカは、皮膚が乾くと呼吸が苦しくなり、やがて死んでしまうのです。

「ごめんね、ごめんね」

泣きながら、何度も謝りながらイルカの身体に水をかけていた彼女を見ながら、そのイルカは「キュウ、キュウ」と苦しそうにか弱く鳴きました。

そしてその後イルカは中国へと連れていかれ、消息は不明となったのです。
何か違うのではないか、自分がしていた事は間違っているのではないか。

彼女はその後、水族館を辞めて、イルカショー反対、イルカ漁反対の活動へと加わる事となりました。

「皆が楽しんで観ているショーの裏側は、笑いではなく悲しみと涙しかない」彼女はそう言いました。

「日本から水族館を無くさないとこの悲劇は終わらない」

海の向こうアメリカでは、次々と海洋どうぶつのショーの廃止が決定しています。
今年1月8日、米国カリフォルニア州サンディエゴにある海洋テーマパーク「シーワールド」では最後のシャチショーが行われ、その歴史に幕を下ろしました。

数十年前に始まったシャチのショーは今まで4億人以上もの観客を集めてきましたが、この日をもって、この拍手喝采のショーは終わりを告げました。

これは、何年にもわたる動物愛護団体の反対運動や、シャチの事故に端を発するドキュメンタリー映画「ブラックフィッシュ」の影響の賜物です。
映画「ブラックフィッシュ」は、2010年2月、この施設にいたシャチが女性飼育トレーナーの命を奪った事件をドキュメンタリーにしたものです。

この事件の後、元トレーナーたちが、飼育下に置かれたシャチのストレス、狭い場所で暮らすことによるいじめ、
厳しいスケジュール、自然とほど遠い過酷な生活環境について重い口を開き語り始めました。

これにより、アメリカ全土にショービジネスの裏側が知れ渡り、過酷で悲惨などうぶつ達の一生を皆が知る事となり、水族館への客足が激減しました。
カリフォルニアに続き、フロリダ州とテキサス州のシーワールドも、2019年末までにシャチショーを終了すると発表しています。

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アメリカでは確実に流れが変わってきており、水族館からイルカやシャチを解放する為の声がどんどん高まってきています。
ミュージシャンや俳優による水族館ボイコットの呼び掛けも頻繁に行われており、それに影響を受ける一般市民も増えています。

日本はどうでしょう。

日本のミュージシャンや俳優はその影響力を何の為に使っているのでしょうか。
一般市民は表層的なものだけに踊らされて、本当に真実を見ようとしているのでしょうか。

イルカが喜んで芸をしていると思っているならば、それは完全な思い上がりで、非常に危険で身勝手な人間性と言えるでしょう。
現代の「無意識」とは感性の鈍りを意味し、今の時代は「有意識」でないと充実した人生は送れません。

意識の差は知識の差となり、知識の差は知恵の差となり。
知恵の差は人生の充実感の差となります。

全てに疑問を抱く事。

その者の立場で考えると、今の社会は疑問だらけなのです。
何も考えずイルカショーに行き、虐待の末にさせられている苦し紛れの芸に対して、
無知な拍手で相手を弄ぶ鈍い感性だけは持たないでください。

海の中は陸とは比べ物にならない程の神秘を秘めています。
そんな海で生きるイルカやシャチは哺乳類の中の最高峰と言えるでしょう。

海が生命の母なら、シャチやイルカは哺乳類の母です。

もう二度と水族館とショーには行かないでください。

彼らを奴隷の様に扱う事は大自然の摂理に反しています。

救う側か、殺す側か、それとも殺す側を増長させる人間なのか。

彼らは今私達人間を試しているのです。

小田奈々


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