【一般無料】断捨離その三~シルク(絹)~(どうぶつの声)


・シルクは神の糸?
・二度と戻れない自然
・優しさが美的センスを生む

人間が必要なもの衣食住の中の今日は衣のお話。
最近の勉強会では外見を整えるというお話を詳しくさせて頂いていますが、ファッションもその一つです。
人は見た目で判断するべき、と常々監督も言われていますが本当にその通り。
外見は内面を映す鏡です。
ファッションセンスといいますが、それは外面だけではなく、内面の人間性のセンスの事も言います。
粋な生き方は粋なファッションを、そうでない場合はそれなりのファッションが。

私の食生活は、陸上の動物性のものは一切摂らないぺスコベジタリアンですが、私生活やファッションは完全ビーガンです。
ビーガンのライフスタイルとは、動物性のものを一切使わない事を言います。

なので、化粧品は勿論、衣類や下着も、小物やバッグも、ベルトも靴も、全てどうぶつが犠牲となっている素材は使わないというものです。
世の中を見ると、化粧品の動物実験だけは反対するが、肉をバクバク食べていたり、肉は止めているが、
革製品を持っていたり毛皮を着ていたり、ペットの殺処分には反対するが、動物園や水族館に平氣で出掛けたりと、「全体が繋がっていない人」が多いような氣がします。

人間はバランスが大切。

今日は本当のお洒落とは何かを知っていただきたく、シルクについてお話したいと思います。
皆さん今まで一回はシルク(絹)触れた事があるかと思います。

光沢ある材質で、溶けるような柔らかさと透き通るような透明感としなやかさが特徴の美しい素材です。
シルクは蚕(かいこ)から作られます。
蚕とはカイコ蛾の幼虫のこと。
蚕は一生の間に、卵→幼虫→さなぎ(繭)→成虫(蛾)と変化を遂げます。
蚕は生まれてからずっと桑の葉しか食べない究極のビーガンです。
「この世の桑の葉の1%が蚕になっている」と言われるくらい沢山食べ、蚕の成長に桑の葉は無くてはならないものです。
成長の過程で4回ほど脱皮を繰り返し、4週間位が経った頃に繭を作り始めます。
これが成虫への準備、短い冬眠の様な生活が始まります。
この時、蚕は口から白く細く透明な糸を吐き出します。
自分の体をスッポリ包み込む様に丁寧にゆっくりと、丸2日間をかけて繭を紡いでいきます。

20170227doubutu

幼虫はこの繭の中で更に脱皮し、さなぎとなります。
そこから2週間程で成虫(蛾)へと成長し、夜明けと共に繭を破り、外の世界へと出てきます。

20170227doubutu2

これからこの世界を自由に飛び回る事が出来る…本来ならその筈なのですが、この後成虫はわずか10日程で死んでいってしまいます。

何故ならば、今の蚕は人間によって遺伝子組換えされた「絹を採る為だけのもの」「二度と野生には戻れない昆虫」だからなのです。

蚕の歴史は遡る事5000年前。
中国で発見された事が始まりでした。
美しい繭を作る事から、絹産業の商業目的で人の手による繁殖と養殖が始まりました。
それから、幾度も遺伝子組換えを繰り返され、蚕はもはや家畜化昆虫として扱われる様になり、今や「野生回帰能力を完全に失った唯一の家畜化動物」とまで呼ばれるようになってしまいました。

度重なる遺伝子組換えは人間の都合の良い様に変えられ、よって今の蚕は逃げれない様、脚の把握力がとても弱く、
野外の桑の葉に置いても上手く歩けず、樹木に自力で付着し続ける事も出来ず、滑って地面へと落ちて死んでしまうのです。

そして、さなぎから成虫に返ってからも、羽根に対して体が大きく、飛翔に必要な筋肉が退化している為、いくら羽ばたいても飛ぶ事が出来ません。
蛾として生まれてきたのに、地面を這いつくばって歩く事しかできない。
しかも、遺伝子組換えにより、成虫には口がありません。
成虫になった蛾は何も食べる事ができないのです。
飛ぶ事も、食べる事も出来ず、すぐに交尾させられ、500個ほどの卵を産んだら僅か10日で寿命が尽きて死んでいきます。

20170227doubutu3

卵を産む為だけに生まれてくる命。
これを人間に置き換えたら如何でしょうか。
この世に生まれた瞬間、手足が無いのです。
そして口も無い。
ご飯を食べる事も歩く事もできず、子どもを産む為だけに即SEXし、産み終わったらすぐに殺される。

そして、産んだ赤ちゃんはどうなるのでしょう。

幼虫の蚕は前記の様に、丸2日間寝ずに、絹糸を口から出し続け、繭を作ります。
この絹糸を傷付けずに搾取する為には、さなぎから成虫になる前に繭を解かなくてはなりません。
つまり、中の蚕を殺す必要があり、故に繭をそのまま熱湯に入れて湯掻くのです。
これが絹糸の採り方です。

20170227doubutu4

生きたまま蚕を茹でる…。
中の蚕は当然死んでしまい、繭から絹糸がほつれてきた所を一氣に引っ張って紡いでいくのです。
残された大鍋には無数の蚕の死骸が浮かんでいるといいます。
それらはすり潰され、魚やどうぶつの飼料へと使われます。

一反(700グラム)の絹を作るには、なんと2700以上もの蚕が殺されます。
彼らは生まれてから、さなぎになるまでに合計98キロもの桑の葉を食べ、そして4900グラムもの繭を作り、この繭から出来る絹織物が一反(700グラム)です。

小さな体の蚕から出される生糸の長さは全部で1500メートル。
私達の小指にも満たない小さな蚕が、一生懸命口から出した1500メートルにも及ぶ絹糸は、私達の衣服や化粧品の原料ではありません。

彼らの命そのものです。

私達人間にとって必要なもの全ては既に地球から与えられています。
それは、他者の命を奪わなくても良い形で、すべて用意されているのです。
衣食住、すべては地球の恵みである植物から充分に頂ける様に出来ています。
綿や麻、更にはもっと便利な化学繊維もあります。
なぜ、絹じゃないといけないのでしょうか。
なぜ、命を無駄に殺す道を選ぶのでしょうか。

蚕はとても優しい生きものです。
白く、美しく、冷たく、触っても噛む事もなく…。

お年寄りに蚕の写真を見せたら、殆どの人が「お蚕さん」「お蚕様」と言います。
蚕はその昔、「神蚕」と書いて「かいこ」と読んでいました。
日本では蚕は神と同じ立場であり、神聖な生きものとして大切に扱われ、蚕神を祀っている神社も全国にあるほど。
だから氣付いてください。
シルクを着る事は、神を殺す事と一緒なのです。
シルクが高級でお洒落だと思っているならば、それはナンセンスで、とても残酷だという事を知ってください。

決して必要のないものを手放す優しさ。
命に対する優しさが、ファッションの品格を作るのです。

お洒落は心で作られます。
どうか犠牲のないファッションを選んでください。

小田奈々


☆なるほどくらぶ登録でさらに沢山の情報が手に入る!☆
(詳細はこちら)☆


無料メールNEWS登録こちら


塾や勉強会のご案内はこちら


安心と安全が買えるインターネットショッピングサイトecoecofeelshopはこちら