シリーズ酵素23~酵素の寿命と人間の寿命


「酵素は温度によってその寿命に差がある」ことが次の実験からわかっています。

実験はトロント大学のマッカーサーとベイルのチームによって行なわれました。またハウエル博士自身も行なっています。
温度が上がって酵素が活躍すると、その活躍度によって寿命が制御されることがわかります。

ミジンコは摂氏八度という最も低い温度のなかでは一〇八日間生存しましたが、動きは鈍く心臓の動きは一秒間に二回でした。
最も高温の二八度のなかでは二六日しか生きられませんでしたが、心臓の動きは一秒間に七回でした。

人間には体内酵素の貯蔵が尽きたとき「死」が訪れますが、動物・生物・細菌にも同様のことがいえます。ミジンコはやや高い温度で酵素活動が活発なとき元気に水中を泳ぎ回ります。
心臓の動きも活発で、全身の運動も活発です。しかし寿命は二六間で短命です。
冷たい温度のなかでは酵素活動も不活発でミジンコの動きは鈍くなります。心臓の動きもゆっくりですが、ミジンコとしては一〇八日間という長寿を全うしています。
つまリマッカーサーとベイルの次の言葉が生きてきます。
「寿命は代謝の強さに反比例する(つまり活発なほど寿命は短くなる)
短命による「死」の予防法、つまり運動をして代謝を活発にしてなおかつ長生きしたい場合はどうすればいいのかといえば、
「外部から酵素を補給して、体の代謝酵素が十分働けるよう、体内の消化酵素の分泌を極力少なくすること」です。

ミジンコの研究からは単なる「寿命の実験」以上のものがわかりました。
この実験によって、「酵素が寿命を左右する」ことが初めてわかったのです。
『酵素は働いている。使われて(消費されて)いる。そして消耗していく」ということを、この実験結果は教えているのです。
もう一度整理すると次のようになります。
「ミジンコの一生の間の心臓の動きは二六日間生きたものは一秒間にほぼ七日、 一〇八日間生きたものは一秒間にほぼ二回というものだった。
そして心臓の動きの一生分を比べてみると、どちらのミジンコも約一五〇〇万回だった」
こうした法則性をドイツの化学者ラブナーが発表したため、「ラブナーの法則」と呼んで
います。すべての出来事は「ラブナーの法則」のもとに行なわれているのです。

つづく

グスコー出版 スーパー酵素医療 より抜粋


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